育成方法-ビジネスコーチング

「ビジネスコーチング」は、ビジネスリーダーの育成において、マンツーマンで継続的な能力開発を行う手法です。「ビジネスコーチング」の目的は、以下の二つです。

【能力開発】 「ビジネスリーダーとして発揮すべき能力」に目を向け、それらを一定期間で鍛錬し、職務実践の場における業績向上に直結させる
【行動変容】 「ビジネスリーダーとして止めるべき悪癖」に目を向け、それらを一定期間で修正し、周りに受け入れられやすいより魅力的な人物となる

これらは独立して存在するものではなく、どれほど有能なビジネスリーダーであっても常に知識獲得と能力開発は続けなくてはなりませんし、良好な人間関係構築の障害となる悪い癖は人間である以上誰もが持っているものですから、それらを少しずつ修正しながら周りに祝福されるリーダーを目指し努力していただきたいものです。

「ビジネスコーチング」は、いわばプロのスポーツ選手が、「力強い筋肉」と「柔らかい筋肉」の双方を身につけるために継続してトレーナーを雇うような感覚で、ビジネスリーダーとしての成長と成功に向けた側面支援を試みるものです。なお、ここでのポイントは、「第三者によるモニタリングを継続して受ける」ということです。研修でいくら刺激を受けても、名著を読んで感動しても、そこで「よしやるぞ!」と決意した通りに成果を出し行動を変容できる人はまれです。学習したことは、自らの血となり肉となって常に実践できてこそ真の価値を生みますから、「継続は力なり」を具現化すべく、「大丈夫ですか?」「できてますか?」「課題はありませんか?」「もっとこんな風にしたら良いのではないですか?」と、継続的にモニターし、定期的にチェックし、必要に応じてアドバイスを受けられる機能を備えておく必要があるのです。


グローバルアーク・コンサルティングが提供する「ビジネスコーチング」は、以下の3種類に分かれます。

【エグゼクティブ・コーチング】
現役の経営幹部(経営トップ・取締役・執行役員等)に対するコーチング。経営者として自分がなすべきこと、経営戦略・組織開発に関する相談、自分自身が経営者としてありたい姿を引き出し、確認しながら前進し続けられるよう支援
【ビジネス・コーチング】
次期経営幹部層および中堅リーダー層に対するコーチング。経営者としての能力開発 (「次期経営幹部を育成したい」参照)や中堅リーダー層に一段の飛躍を期したい場合 (「中堅リーダー層を育成したい」参照)に行う。通常は一連の研修プログラムにおいて、研修効果を確実に定着させる目的で実施するが、コーチング単独での導入も可能
【グローバル・コーチング】
グローバル人材育成の過程において、特に海外教育機関への研修留学中や海外赴任中に行うコーチング。グローバルリーダーを目指すうえで身につけるべき能力(「グローバルに活躍できる人材を開発したい」参照)にフォーカスしながら実施

なお、「ビジネスコーチング」の実施期間や頻度、一回あたりの時間、取り上げるべき課題などは、コーチング対象者の状況によって変わってきます。他の育成手法と同様、ゼロベースでのご相談に応じますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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