
米国短期留学プログラム
「International軸」強化に向けた海外留学
UCLA Extension
グローバルアーク・コンサルティングは、米国カリフォルニア州のカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の一機関である、「UCLAエクステンション(Extension)」とパートナー契約を締結しています。ここでは、UCLAエクステンションとそのプログラムを一部ご紹介しながら、グローバル人材開発における「Intercultural(I)軸」の強化について説明します。
UCLA
1919年に設立。大学5学部と11の専門大学院から構成された全米屈指の名門州立総合大学で、教育機関・学術研究機関として世界トップクラスと高く評価されています。カリフォルニア州ロサンゼルス市の1.7平方キロの土地に広がるキャンパスには174個の建物が立ち並び、世界100カ国以上から約4万人の学生・大学院生の学舎となっています。大学都市UCLAには、大学敷地内を巡行する無料バスや日刊の大学新聞、プロ同等以上に人気の高いアメフト、バスケなどのスポーツチーム、さらに専用の警察署までありますが、大学の位置するウェストウッド地区は大学施設と一般住宅・商業施設が混在して大きな大学街を形成しており、南カリフォルニア独特の開放的かつ治安も安定したエリアとして知られています。
■UCLA:ランキング
- 総合研究大学として全米2位 (National Science Foundation)
- 「国家への貢献」と「社会への影響の大きさ」で全米2位 (Washington Monthly)
- 「全世界で第12位の名門大学」 (Newsweek)
■UCLA Extension
UCLA発祥の基として設立90周年を迎えた、最も歴史のある学部です。非学位プログラムを中心に、全米(おそらく世界でも)最大規模を誇る年間4,500のプログラムを展開し、年間約87,000人(ビジネス系科目の学生はそのうち約1割)が学んでいます。講師は、南カリフォルニア地方を中心に活動する実務家2,500人が担当。ロサンゼルスという米国最大級のビジネス集積地の特色から、特にビジネス系プログラムが充実しています。
主に社会人を対象とするUCLAエクステンションのクラスは、通常夜間(19-22時)に開講されます。1回3時間のクラスは通常週1回、ワンクール3ヶ月間で12回の受講が基本形となります。数多くのビジネス課目のなかで、特にグローバル・ビジネス系としては以下が開講しています(カリキュラムは四半期ごとに改定されます。提供科目のカタログはこちら)。
- Global Business Skills for the Executive Manager
- International Business Management
- International Marketing Strategy
- International Human Resources Management
- Global Business Skills
- International Business Policies and Strategies
- International Economics
- Doing Business in the U.S.
- Cultural Sensitivity and Understanding
- Cross-Cultural Communication
プログラム
■UCLA Extension – 英語プログラム
UCLAエクステンションは、全世界からの留学生とロサンゼルス近郊に住む移民を対象とする、世界トップクラスの優れた英語プログラムを提供していることでも知られています。UCLAエクステンション付属の「American Language Center」で提供される英語プログラムは、最先端の教授法とオーディオ・ビジュアルを駆使しながら効果的、効率的、かつ楽しく学べように構成されています。英語プログラムは通常日中に授業が行われ、世界各国からの学生・研修生とともに、「グローバル」を肌で感じながら学べる環境となっています。
■UCLA Extension – カスタム・プログラム
UCLAエクステンションでは、上記オープン型プログラムに加え、企業向けのカスタム・プログラムも充実しています。自社の企業研修用に策定された独自のプログラムを、日本を含む世界中の大手企業が活用していますが、特にグローバル領域をテーマとしたモジュールが人気です。
カスタム・プログラムの特徴の一つが、ロサンゼルス近郊を中心とした米国企業への訪問です。研修案件ごとに育成目的を踏まえた企業訪問を企画していますが、学部長以下カスタム・プログラムの関係スタッフは熱心にネットワークを広げており、全米レベルでの企業訪問を企画することが可能です(実施可否はもちろん相手企業次第ではありますが)。因みに過去の訪問実績は以下の通りです(一例)。
- Walt Disney Company (Disney Channel): ディズニー・チャネルのグローバル市場への拡大と、それを支える卓越した商品戦略とオペレーション、およびグローバル経営の要諦について学ぶ
- Touchstone TV/Fox Sports/21st Century Hollywood Production: ハリウッドのテレビおよび映画業界の実際を知るため、そのマーケティング戦略を研究し製作現場を見学
- IKEA: スウェーデンの企業が米国市場に参入するにあたり、いかにしてその生活スタイルと文化を理解し商品開発に活かしたかを学ぶ
- Port of Los Angeles: 全米最大級の港湾を海の上から見学。巨大な国際貿易の規模を実感しつつ、それを支えるオペレーション機能について学ぶ
- Playa Vista Development: 不動産開発と環境保全のバランスをとったプロジェクトを見学
UCLAエクステンションの活用方法
非常に多彩なプログラムを年間通して提供しているUCLAエクステンションの活用方法は、以下の3通りです。
- 【オープン型】 「英語プログラム」と「ビジネス課目」を同時受講
- 【カスタム型】 自社用に独自プログラムを策定・受講
- 【ハイブリッド型】 「オープン型」と「カスタム型」をミックスして受講
「American Language Center」による英語プログラムは通常日中に開講していますので、そこで自分の英語力を向上させながら夜間にビジネス科目を履修することで、ビジネス知識と英語力の強化を同時に図ることが可能です。受講期間は3ヶ月が一単位となりますが、グローバルな感覚を体で覚えるためには少なくとも半年、できれば1年間の受講をお勧めします。オープン型は既存のプログラムを受講するものですので、一人からの参加が可能です。なお、研修期間中はグローバルアーク・コンサルティングが日本から遠隔コーチングを行います
貴社の人材育成テーマに従ったプログラムを、グローバルアーク・コンサルティングとUCLAエクステンションの共同作業で策定し、日本国内およびUCLAキャンパスで提供します。期間は1週間の集中型から、長いものでは1ヶ月間缶詰というプログラムを実施する企業もありますが、プログラム・デザインは完全に自由ですので、様々な形での利用が可能です。なお、カスタム・プログラムは通常十数名のクラスが一単位となりますので、一度に大人数を、短期集中で研修したいという場合に有効です。
研修生がオープン型プログラムに参加しながら、同時に各自でテーマを追求する、実務・実践をより意識した手法です。英語力とグローバルなビジネス感覚をオープン型プログラムで身につけながら、同時に例えば自社の米国市場参入戦略を描く個人プロジェクトを進めるなど、実践的な利用法が可能です。なお、研修期間中はグローバルアーク・コンサルティングが研修生プロジェクト・コンサルティングとコーチングを行い、研修終了後に高いアウトプットが出せるよう指導してまいります
■英語力について
オープン型プログラムに参加するための英語力は、各プログラムによって定められています。クラスディスカッションへの活発な参加を前提とするクラスも多く、そのため通常ある程度の英語力が求められます。詳しくはグローバルアーク・コンサルティングまでお問い合わせください。
「UCLAエクステンション」に関するお問い合わせは、どんなことでもお気軽にどうぞ。